青邱野談(せいきゅうやだん)李朝世俗譚の解説

青邱野談(せいきゅうやだん)李朝世俗譚

実在の政府高官から妓女、風水師、盗賊に煙草売りまで。
英雄譚あり艶笑譚あり、マジメもズルも奇々怪々も。
隣国の漢文説話集を平易な口語に編訳。
李朝社会をのぞく万華鏡の面白さ。
性欲に悩み、妻にあたり、菜食を実験して離欲者たらんと努める民族運動の指導者、ガーンディー。
奉仕の精神でインド独立運動を指導した偉大な“変わり者”の実像が初めて明らかに。
グジャラーティー語オリジナルからの本邦初訳。
第1巻は、少年時代からイギリス留学をへて南アフリカへ。
政治にも食事にも病気の治療にも、すべてを真理のための実験としてのぞんだ生涯を肉声で語る自伝。
そのオリジナルの口調を見事に再現する第2巻は、南アフリカとインドでのサッティヤーグラハ(真理への固執)運動、カーディー(手織綿布)の誕生、統一への苦闘などを記す。
わが国のアラブ・イスラム学の領域に卓越した業績をのこした泰斗の平易でふかい文業を全4巻に集成。
本巻は、イスラムとヨーロッパという2大世界の交渉史を中心とした論考を収める。
アラブの大征服と十字軍、レコンキスタを背景とした文化接触から近代まで。
南宋王朝が国都とさだめた臨安、すなわち杭州の都市繁昌記。
当時の文化と社会の賑わいを活写する。
書名にはその繁栄が元朝に滅ぼされ、一瞬の夢にすぎなかった感慨が託される。
本邦初訳。
第1巻は、巻一から巻七まで。
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